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ついに・・・。

Posted by hirotoshi on 07.2012 Category: None   0 comments   0 trackback
中露の反対でシリアに対する国連安保理決議案が否決され、欧米は激怒。
シリア政府(?)はここぞとばかりに攻勢を強め、1日の犠牲者数では最大の200名を超える人が亡くなった。
さらに英米は大使館を閉鎖、職員を帰国させた。

ついに一つの区切りを迎える時が来たのか。

中断中のシリアでのリンゴプロジェクト。
あちらへ行くのは無理なのでシリアから研修員を呼び、本邦研修のみの計画に変更したらどうかとの提案を頂いた。

ヨーセフという心から信頼できるパートナーも見つかり、
スウェーダという素晴らしい生産者、指導者、研究者がいる地域も見つけた。
そして何よりもこちらは日本一、いや世界一のリンゴ栽培技術を持った青森。
これでシリアリンゴ栽培技術が改善されないわけがない。

大きな可能性を秘めたシリア、スウェーダのリンゴ。

私は受け入れでもいいからやりたい。
ほんとうに、強く心からそう思う。

でも現状ではどうしようもない。
彼らが安全に出入国できるという保証もないのに。

可能性を探りここ数日ヨーセフとメールをやり取りしている。
メールはつながる。
そしてヨーセフはまだ意欲を失ってはいない。
まだ日本にきてリンゴ栽培技術を学びたいと言ってくれる。

メールでもシリア情勢には触れていたけれど彼は今まで政府批判なんてしたことがなかった。
身元不明な武装集団が暴れているだけで、シリア政府は何とか解決してくれる。
シリアの大統領は強いんだ、と信じて疑わなかった。

しかしつい先日、国連安保理の決議案が否決される前のメールでは、
「週末に下される国連の決定はシリアを必ず良い方向に導いてくれる。戦争を遠ざけてくれる。」
と書かれていた。

これはどう解釈すべきなのか。
私は現シリア政権はもう持たないだろうと、現政権へのあきらめのように感じた。

もうこの文章はつらい。

信じて信じて、しかしもうだめだと悟らざるを得ない
IMG_0331.jpg 

もしかしたら政府を支持していた人々の多くがそんな時を迎えているのかもしれない。


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