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フードファディズム。

Posted by hirotoshi on 20.2011 Category: None   3 comments   0 trackback
フードファディズム。
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食べものや栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じること。

1998年頃、群馬大学の高橋久仁子先生により初めて日本に紹介された。

エコとか有機栽培とか自然栽培とか耳触りの良い言葉が嫌い・・・というか苦手で
でも何がどう悪くて苦手なのかわからなかった時、この言葉、本に出会った。

高橋先生の著書『フードファディズムーメディアに惑わされない食生活ー』ではフードファディズムを次の三つに分類している。

① 健康の好影響をうたう食品の爆発的な流行
 それさえ食べれば万病解決。などと吹聴される食品が大流行すること。

② 食品、食品成分の“薬効”強調
 食品そのものや食品中に含まれる特定成分の“薬効”を強調してその接種をすすめること。

③ 食品に対する期待や不安の煽動
 食生活を全体としてとらえず、ある食品を体に悪いと決めつけたり、別な食品を体に良いと推奨、万能薬視すること。

つまるところ、「これは食べてはいけない」、「これを食べると体にいい」ということが先行し、
本来重要である「適切に食べることはどういうことか」がないがしろにされている、と指摘している。

さらにフードファディズムが生まれ、はびこる条件として次の4つを挙げている。

① 十分すぎる食料が供給されている

② 過剰な健康志向や、健康であらねばならぬという「脅迫」が存在する

③ 食料の生産や製造、流通にたいして漠然とした不安や不信感が漂っている

④ 大量の情報が提供され、論理的思考を厭う人々がたくさんいる

なるほど、日本はフードファディズムがはびこる条件がそろっている。

日本の農産物はよく“糖度至上主義”と言われるけど、これもフードファディズムの一種であるように思う。
果物ならまだわかるけど、トマトやニンジンの糖度まで測定し、これは糖度が高くておいしい!と言われても・・・と思ってしまう。トマトやニンジンってそんなに糖度が求められているのか。

フードファデイズムに陥らないために。
まずは情報を読み解きする能力“メディアリテラシー”の強化だという。

ソマリアでは干ばつにより大飢饉が発生している。
そんなところでは食料は命の糧、その有無が生死に直結する。

しかし日本人にとって食料はもはや栄養を摂取するもの、命をつなぐものとしての感覚は薄い。
それは健康のためであり、娯楽のためでありとても多様で複雑。

今一度消費者は食料の意味、役割を考えるべき時が来たのでは、と思う。

きっとそれって、日本では「食事を楽しむ」っていう根本的な部分が薄れてるせいだからじゃないかと、アメリカに来て感じています。
2011.07.26 11:23 | URL | Kota #- [edit]
あっ、久しぶり。
そっちの生活どう?
サッチモ見た?
2011.07.27 11:19 | URL | hirotoshi #- [edit]
仕事以外は楽しいよ 笑
サッチモはまだ。
いま引っ越し準備やらなにやら忙しいので、
落ち着いたらジャズバーめぐりしようかと。
2011.07.27 12:07 | URL | Kota #- [edit]


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