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シリアのお金。 July.30.2009

Posted by hirotoshi on 30.2009 Category: None   1 comments   0 trackback
シリアのお金は日本に比べ、使いづらいです。
 
理由その1、お金の質。
特に紙幣なのですが、紙の質が悪いのか、扱い方が悪いのか、すぐボロボロになります。
セロテープで修復されたのもよくあります。
 
シリアに来てからは当たり前になってしまいましたが、日本でセロテープでくっつけた紙幣とかありましたっけ?
そもそも破れた紙幣自体あまり見た記憶がないのですが・・・気のせいでしょうか?
 
そんな紙幣ですが、破損程度、または店によっては使うことができません。
特に大型ショッピングモールでは100%使うことができません。
ボロボロの紙幣を出すと、使えないから交換しろ、と言われます。
 
理由その2、おつりが無い。
これもまた紙幣の話になるのですが、シリアでは
1000sp、500sp、200sp、100sp、50spと5種類の紙幣があります。
しかし、日常的に買う、例えば食料などは100sp、200spで用が足ります。
1000sp、500spなどは携帯電話のユニットを買うときやレストランでしか使いません。
 
そのため、200sp以下の紙幣は多用するためすぐ無くなります。
そこで細かいお金がない時は、500spや1000spを出すのですが、これもまた、おつりがないから交換しろ、とよく言われます。
 
細かいのがないから500spや1000spをだすわけで、こっちだって嫌がらせをしようと思っているわけではありませんし、出すのは申し訳ないと思っています。
 
親切な店員だと外に行って両替してきてくれるのですが、この間いった店では、お前が両替して来い、と非常に高圧的な態度を取られました。
何軒も店を回り、やっと両替してくれる店が見つかり、お金を払ったのですがその店には二度と行かないでしょう。
 
なんか日本に比べると、シリアの店員は態度が悪いですね。
仕事中携帯はいじるし、お喋りに夢中で仕事をしないし。
 
それに比べ日本のあの必要以上に丁寧な店員の対応ってなんなんでしょうね。
 
世界基準ではどちらが普通なんでしょうか。
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SMS研修 Part2。 July.27.2009

Posted by hirotoshi on 27.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
ナシャビエ灌漑試験場での2回目のSMS講習会がありました。
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2週目ということもあってか、参加者はお疲れの様子です。
 
今日の講習メニューは
 ・Pipe Instration
 ・Measurement of discharge, pressure, and soil moisture
の二つ。
 
講師は専門家のカウンターパート、ウスターズ・バッサームですが開始予定の9時になっても来ていません。
どうもトラブルがあったらしく、30分ほど遅れるそうです。
 
そこで午後のプログラムであったアイマンの講義が繰り上げて先に行われました。
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アイマンの講義は土壌水分の測定について。
ナシャビエにはTDR、Neutron Probe、tension meterと3つの土壌水分測定機器があります。
講習の内容はアラビア語なのでもちろんわかりません。
後で要勉強です。
 
30分遅れで専門家と講師が到着しました。
しかし、もう講義を全部アイマンに預けてしまい、圃場実習の説明もすべてアイマンが行っていました。
 
圃場実習は灌漑設備の組み立てと圧力と流量の関係。
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この日も前回と同様に4つのグループに分かれて実習を行っていました。
 
講習は各グループで行うはずなのですが、何か様子が違います。
 
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後で聞くと、各グループの代表者だけが集まり実習を行い、他の人は日陰で休んでいたそうです・・・
 
こちらはスプリンクラーの流量測定の様子。
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スプリンクラーを頂点に四角形を作り、16ブロックに分けます
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そこに容器を置いて水の量を測定します。
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それで散水の均一性を評価するそうです。
この実験では82%でした。
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最後もアイマンが実験結果を解説し、講習は終わりました。
 
アイマンは予定にはなかったのですが、明日もドゥマに行き講習することになったそうです。
本当、すごいです。
アイマンは研究者には珍しく、知識、技術を兼ね備えた人で、いろんなところでも指導しています。
明日はランドレーザーレベリングという土地を平らにしたり、傾斜をつけたりする装置の講義をするらしいです。
ちなみに、ランドレーザーレベリングを捜査できる技術者はシリアでも数人しかいないそうです。
 
さて、前回再開したウサーマですが、今日も熱心に講義を受けておりました。
 
そして8月5、6日にフィールドデーをやるから来ないか?との誘いを受けました。
これはまたチャンスです。
もちろん行きたいのですが、できることならアイマンと行きたい。
 
ウサーマにそれを話したら、それは願ってもないことだ、という感じでOKをくれました。
彼は相当アイマンを慕っているようです。
 
あとはアイマンをどう誘うか。
 
たぶんアイマンはあまり興味がないでしょう。
それなら自分一人で頼むより、フィールドデーの講師であるウサーマと二人で頼んだ方が効果的です。
そこでウサーマにお願いし、一緒にアイマンにお願いしに行きました。
 
結果、インシャーアッラーとは言われましたがOKをもらうことができ、初のアイマンとのフィールドデー参加が実現しそうです。
 
しかし油断は禁物。
まずはフィールドデーまで、アイマンの行く気持ちが低下しないように保たなければいけません。
そして、フィールドデーで何をし、それをどうつなげていくか?
 
考えることはいっぱいありますね。

セルビス日本語講座。 July.25.2009

Posted by hirotoshi on 25.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
ダマスカスからハランへのセルビス。
 
私は覚えていないのですが、私のとこを知っている人が隣に座って行きました。
 
名前を聞いても遠まわしにヒントをくれるだけで教えてくれず、必至で考えた結果、思い出しました。
半年くらい前にもセルビスで一緒になった人で、ダマスカスから村までコーランのファーティハを無理やり覚えさせられた人です。
 
これは厄介。
 
今日は夜も遅く、また疲れていたのでハランまでは寝ようと思っていました。
 
しかし、隣の男、ファーティハは覚えてるか、世界は全て神よってつくられ・・・、仏教はニルバーナがどうたらこうたら・・・ずっと話かけてきて全く眠れませんでした。
 
そして、いきなり始まったのが日本語講座。
 
いきなり、
「日本語を教えてくれ。」
と言われました。
「難しいぞ。」
と前置きをし、まずは“こんにちは”を教えました。
これは簡単です。
 
次に聞かれたのが、“あなたの名前はなんですか?”。
これが簡単なようでかなり難しいみたいです。
なんせ、アラビア語(シリア方言)では“シューイスマック?”と、日本語の1/4くらいの長さですから。
 
なかなか覚えるのは難しいようでしたが、シリア人にしては珍しく、根気強く何度も聞いてきて、私もなんか面白くなってきて、大声を出して真面目に教えていました。
 
なんとかしゃべれるようになると、
「お前、“シューイスマック?”って日本語で言えるか?」
とセルビス中の人に自慢げに教えていました。
 
次に聞かれたのが、
“ウヘッブキ”を日本語でなんというか。
これだけで、“私はあなた(女)のことが好きです。”という意味になります。
 
好きという言葉はきかれることが多いです。
以前、セルビスの助手席に乗っていた時、運転手に聞かれたことがあります。
その時は、書けと紙を差し出され、だったら驚かせてやろうと思い、“愛”という字を紙にでかでかと紙に書きました。
 
見せると“何だこれ?”的な予想通りの反応。
しかし、そのあと運転手が紙を貸せ、と自分から紙を取り上げ、運転しているにも関わらず書き始めました。
な事故は起こさなかったものの、その時はひやひやしました。
 
さて、“ウヘッブキ”ですが、これをきちんと教えるのはさすがに難しいと思い、少し省略して、
「好きです。」
と教えたら
「ムーヘルー(綺麗じゃない)」
と予想外の反応。
それだったら
「愛してます。」
だったらどうかと思い教えたのですが、これもまた
「ムーヘルー。」
と却下されました。
 
何が気に入らなかったんでしょうね。
 
気づいたころにはもうハランについていました。
 
約30分間の短いセルビス日本語講座でしたが、なかなか楽しい一時でした。
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避暑地、ザバダーニ。 July.23.2009

Posted by hirotoshi on 23.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
本日の活動はスルガヤ。
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今日も山がきれいです。
 CIMG3984.jpg
 
 
 
 
 
今日の仕事は夏季剪定。
待ちに待った夏季剪定です。
 
 
 
 
 
 
  
 
シリアに来てあまり枝を切る機会がなく、うずうずしておりました。
「そんなに枝切りが好きだったっけ?」と自分自身に疑問も感じますが、鋏を手にリンゴの樹を見ると自然に血が騒ぎます。
 
しかし腕はだいぶ落ちており、1本切るのに1時間近くかかってしまいました。
 
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剪定した枝を最後にまとめたのですが、はじめに切った枝なんかはパリパリに乾いており、葉っぱも粉々になってしまいます。
 
恐るべし、シリアの気候。
 
夏季剪定終了後、中ではスルガヤ農業試験場のカウンターパート的存在、アーニセ・ワファ―が自家製のサクランボジュースとリンゴの砂糖漬けを用意してくれていました。
 CIMG4000.jpg CIMG4003.jpg
サクランボジュースはサクランボをジャム状にし、それに砂糖、水を混ぜて飲みます。
スルガヤのサクランボはシリアでも随一のおいしさ。
しかし、ジュースはイマイチでしたね。
あまり美味しくなかったです。
 
そしてリンゴの砂糖漬け。
これは地獄でした。
  
こちらが元の姿。
CIMG4007.jpg
使用リンゴは“スッカリー”というシリアオリジナルの品種。
極早生で小さなリンゴです。
“スッカリー”という品種名は“スッカル”という砂糖という意味のアラビア語に由来しているのですが、たいして甘いリンゴではありません。
 CIMG4006.jpg
皮をむき、砂糖と水でひたすら煮詰めるそうなのですが、入れる砂糖の量はリンゴ1kgに対し砂糖1kg。
どうなんですかね、素人の私にとっては多すぎのような気がするのですが、こんなもんなんでしょうか。
 
こちらが完成品。
CIMG4004.jpg 
どうですか、見るからに甘そうなこの色。
食べましたが、もうリンゴの味なんてしません。
砂糖の塊を食べているようなものです。
体がよじれ、もう吐きそうでした。
 
アーニセ・ワファ―は帰るときにいつも何か持たせてくれ、今日ももちろん、
「リンゴの砂糖漬けを持たせようか?」
と言われましたが、これは本気で断りました。
 
さて、前にも書きましたがスルガヤの手前のザバダーニは避暑地として知られており、この時期はシリアのみならず、近隣のアラブ諸国からもたくさんの人が訪れます。
それに伴いお祭りなども開催され、ザバダーニはお祭りムード一色。
 CIMG4008.jpg
明日は休みということもあり、活動のついでにザバダーニ観光をしました。
 
ザバダーニを走る車はその半分がシリア国外ナンバー。
 
一番多いのがクウェートですね。
その次はサウジアラビアでした。
 
彼らの乗る車にはいくつか特徴があります。
特徴その一。
ほとんどの車がランドクルーザーなどのRV車。
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RV車に至っては、90 %以上がシリア国外ナンバーですね。
やはり砂漠仕様なのかな~と勝手に想像しています。
 
特徴その二。
謎の塗装。
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多くの車の全面が土色のざらざらした塗装がされています。
見た目は綺麗でも何でもないのですが、これも砂漠を走るための対策なんですかね。
 
こちらはお祭り会場。
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16時ころに行ったのですが、
20時からだ。」
と言われました。
 
さすが夜更かし大好きなアラブ人。
日中は室内で涼をとっているのでしょうね。
 
歩いていると、ナンシーのコンサートの看板がありました。
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明日、ザバダーニよりさらに高級避暑地として知られるブルーダーンのグランドホテルでコンサートがあるそうです。
特等席は4000sp(約8000円)。
高いですね。
やはりアラブの金持ち対象なんでしょうか。
でも1500sp(約3000円)という安い席もあり、行こうかかなり迷いましたが、今回は見送ることにしました。
滅多にないチャンスなのでもったいない気もしますが・・・。
 
ホテルで一休みし、20時ころ町へ出かけました。
 
最初に向かったのは、バス乗り場付近のサーカス会場。
前からずっと気になっていました。
 
店の前にはミッキーや謎のキャラクターの着ぐるみ着た客引きがたむろってました。
 CIMG4023.jpg CIMG4024.jpg 
彼らの仕事は客引きというよりはむしろ客をびっくりさせること。
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一緒に行った農業隊員Kさんは追いかけられていました
 
肝心のサーカスですが、入場料を聞くと、
100ドル。」
と言われ、はじめは100spの間違いじゃないかと耳を疑いました。
 
改めて聞くと、入る飲み物やフルーツやらが出てくるらしく、その値段になるそうです。
ホテルよりも高いです。
もっと安い席もあり、入ろうか迷ったのですが、次回に持ち越すことにしました。
 
もう一つのお祭り会場ですが、こちらは人でごった返していました。
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オバQもたくさんいます。
 CIMG4029.jpg
会場ではいろいろな店が並んでいるのですが、不思議だったのがインターネットカフェ。
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こんなところまできてネットなんて。
 
ここでもサーカスがやっていました。
 
こちらは300spと普通の料金。
 
入ったときは途中だったのですが、ステージ上ではなぜかオークションが行われていました。
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ステージ上にあるのは3つの箱。
何が入っているのかわかりません。
それに客はどんどん値段を言い、競り落としていました。
 
続いて休憩。
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ステージ上にはカメラを持ちヘビを首に巻いたお兄ちゃんとヨーヨーをもったお姉ちゃん、赤い鼻をつけたおばさんが出てきて、お土産販売が始まりました。
声一つ出さない挙句、無表情で歩き回るだけで売る気があるんだかないんだかわかりません。
 
のどが渇いたのでスプライトを買ったのですが、これまた高い!
通常は20sp(約40円)で帰るのですが、ここでは50sp(約100円)でした。
普段の2.5倍です。
オバQ用価格なんですかね。
普通のシリア人なら絶対に買いませんよ。
 
休憩後の最初の演目は、体が柔らかい人によるダンス。
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ウクライナだかの人でシリア人ではありませんでした。
残念ながらあまり盛り上がりません。
 
次の演目はジャグリング。
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 テニスラケットを棒で操る、というものでこれはすごかったです。
まるで糸がついているみたいでした。
 
客はシリア人以外ばかりです。
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真黒な衣装をまとったお母さんも一生懸命にビデオ撮影をしています。
 
そして最後の演目はシャボン玉。
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子供をシャボン玉の中に入れる、ということをやったときは子供が押し寄せ収拾がつかなくなりました。
 
演目はこれで終わりなようで、なんとも盛り上がりに欠けるサーカスでした。
 
帰るころはすでに23時を過ぎていたのですが、道は人だらけ。
立ち寄った食堂もすごく混んでいました。
しかも、客の買う量がすごく、シャワルマ20個とかありえない単位で注文しており、フライドポテトとフライドチキンを買うだけのために30分以上待ちました。
 
なんやかんやありましたが、シリアにいながら若干海外旅行気分を味わえ、面白かったです。
 

別れと再会。 July.21.2009

Posted by hirotoshi on 21.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
早朝6時。
向かったのは試験場ではなく、ダマスカスにあるJICAシリア事務所。
 
今日は農業、環境分野のボランティアの調整を担当していた職員が帰国する日で、活動前に見送りに行きました。
その職員にはたくさん怒られ、でもたくさん励まされ、とてもお世話になりました。
 
人としてもとても尊敬できる人で、おそらく自分の人生に影響を与えた人ベスト10には入るでしょう。
 
空港まで見送りにいきたかったのですが、ちょうどこの日はナシャビエ灌漑試験場でSMSの講習会があったので、事務所で見送りました。
最後の別れの時は少し泣きそうになりましたね。
見送った後、別れの余韻に浸る間もなく、すぐにセルビスにのりナシャビエ灌漑試験場へ。
セルビスの中ではぐっすりでした。
 
さて、今週、来週と2週間にわたり、節水灌漑プロジェクトによるSMS研修が行われます。
この研修は節水灌漑技術の普及員を育成する研修で、フェーズ1でも行われていました。
 
前回と大きく違うのは誰が講師を務めるか。
 
フェーズ1では日本人専門家が講師を務め、シリア人に講習を行ったのですが、今回は講師もシリア人。
専門家のカウンターパートが努めます。
日本人専門家はオブザーバーです。
 
2週間の研修のうち2回はナシャビエ灌漑試験場で行われ、今日はその1回目。
 
私は何をするわけでもないのですが、お手伝いと勉強を兼ね、参加させてもらいました。
 CIMG3902.jpg
本日の参加者は約20人。
ルーラル・ダマスカス、ハマ、ダラアの普及員対象だそうです。
CIMG3911.jpg  
講師はウスターズ・ナーセル。
専門家のカウンターパートです。
 
本日の研修メニューは
・ Topographic Survey・・・GPSを用いた測量
・ Water Source Test・・・水圧と流量の関係
・ Soil Type Estimation・・・土壌の分類
3つ。
 
まずは室内での講義。
講義はもちろんアラビア語。
でも英語の資料があったので私はそれを見ながら見学していました。
専門家は何かいろいろチェックしています。
 
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Soil Type Estimationではアイマンも講義。
ウスターズ・ナーセルより年下なはずなのですが、アイマンの方が貫録ありますね。
 
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講義のあとは圃場へ移動。
 
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この日も日差しが強く、帽子をかぶっていない人は皆資料を頭に講習を受けていました。
 
まずはGPS測量実習。
今日の講習はこれがメインでしたね。
この講習では
GPSで圃場を測量 → 作図 → 面積測定という流れ。
それをもとに明日の研修で配管設計等をするそうです。
 
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実習では4グループに分かれ、GPSで畑を測量していきます。
CIMG3934.jpg  CIMG3937.jpg
測量が終わった後もまだ圃場での実習が残っていたのですが、もう皆バラバラになってしまい、実習の形をなしていませんでした。
 
実習が終わった後は、再び講義室へ。
GPSでポイントしたデータをもとに畑の地図の作成です。
 CIMG3950.jpg CIMG3951.jpg
CIMG3967.jpg CIMG3969.jpg
今回の講習ではX、Y座標での計測で、それを紙にポイントしていくだけなのですが、皆なかなか苦労していました。
 
最後に答え合わせ。
 CIMG3972.jpg
グループにより多少のずれはあったようですが、まあ許容範囲内だそうです。
 
今回の講習では、講習内容は面白く、私のためにもなったのですが、一番の収穫はズブディーンの普及員、ウサーマとの再会。
 CIMG3964.jpg
彼とは1年以上前、ナシャビエ、ズブディーン普及所が共催で行った節水灌漑のフィールドデイで出会いました。
1度会ったきりなのですが、しっかり自分のことを覚えていてくれました。
 
1年前といえばまだ活動の方向性を模索していた頃。
当時は普及所と試験場の接点を作ることばかり考えていました。
 
ズブディーンは少し遠いので、一番近いナシャビエ普及所と接点を作ろうと思っていました。
 
はじめはよかったのですが、普及員の移動があり、新しい普及員はあまり節水灌漑に興味がないようで、結局挫折してしまいました。
 
しかし、今日ウサーマは私に会うなり
「おい、何で来ないんだ!俺は講習会やったり、資料作ったり、1人でがんばってるんだ。今度見せてやるから来いよ!」
と、なんとも嬉しい言葉をかけてくれました。
講習も人一倍質問をし、休憩中もずっと講師と話をしており、その熱意が伝わってきます。
 
講習終了後に、アイマンにウサーマのことを話したら、
「ウサーマは、質問してまともに答えてくれるのは俺しかいない、って言ってたんだぜ。」
とアイマンもまんざらではない様子。
そして、一緒に仕事をする機会を作りたいということを話したら
「じゃあ、来週のナシャビエでの講習会で俺が話してやるよ。」
といつになく積極的。
 
普及員との交流は大切だと言いつつもいざやろうとするとなかなか動いてくれなかったアイマンがこんなことを言うのは本当に珍しいです。
というか初めてじゃないでしょうか。
 
普段リンゴ関係の活動ばかりをして申し訳ないと思っていたのですが、ここにきてまた希望の光が見えました。
 
残りの活動期間を考えると新しいことを始めるべきではないのかもしれませんが、これは大きなチャンスです。
彼らだけなら一緒に何かやろうと動くことはまずないでしょう。
それを考えたら、せめてきっかけづくりだけでもやって、少しでも節水灌漑に貢献したいなと思います。

専門家と会議。 July.19.2009

Posted by hirotoshi on 19.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
シリアでは農業分野のJOCVが関わっている『節水灌漑農業普及計画プロジェクト』をはじめ、数多くのプロジェクトが行われています。
 
今日は水と環境に携わるプロジェクト専門家やJOCVが集まり、会議が開催されました。
 
会議といっても何かを決めたりするようなものではなく、関係者間で情報共有しましょう、というのが本日のテーマです。
 
JOCVの参加は任意でしたが、関係あるプロジェクトの活動内容を知るいい機会、せっかくなので参加させてもらいました。
 
本日の参加プロジェクトチームは4チーム。
各チーム10分間時間が与えられ、プレゼンテーションを行いました。
 
やはり専門家ともなると活動内容もなんだか複雑で、節水灌漑以外はほとんど理解できませんでした。
しかし、プレゼンテーションなんかはとても聞きやすく、パワーポイントも見やすく、そこはすごく勉強になりました。
それなのになんで理解できなかったんですかね。
 
プロジェクトの後はボランティアの発表。
ボランティアは5分間時間が与えられ、各々の活動紹介を行いました。
専門家の素晴らしい発表を見た後なのですごく緊張していたのですが、結構つっかえはしたものの、リラックスして発表することができました。
 
他にすごいな、と思ったのが司会。
 
発表の最後に議論する時間も設けられていたのですが、内容が内容だけになかなか議論に発展し難いんじゃないかな、と思っていました。
しかし、そこは司会がうまく話を引き出し、議論に発展させ、結局時間いっぱい使う有意義な議論の時間になっていました。
 
今回の会議は私にとってプロジェクトの内容を知るというよりも、プレゼンの仕方、パワーポイントの作り方そしてうまい進行の仕方など、そういった面でとても勉強になりました。
 
会議の後は私たちの担当職員のお別れ会を兼ねた懇親会。
JOCVで企画させてもらいました。
 
場所は近くのトルコ料理屋。
花火を立てたケーキを出したり、花束をプレゼントしたりなかなか感動的だったのですが、会計でビックリ。
 
ありえない高さでした。
 
日本でもかなりの額です。
 
普通レストランでお任せ料理を頼んでもこんなにしません。
なので、予約をした時も値段を確認しませんでした。
しかし、それが大きな失敗で、感動も何も一気に吹き飛んでしまいました。
 
参加された皆様にほんと申し訳なかったです。
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SMS研修準備。 July.16.2009

Posted by hirotoshi on 16.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
来週から2週間のプログラムで節水灌漑プロジェクトによるルーラル・ダマスカス灌漑普及員研修が行われます。
 
その研修の中でナシャビエ灌漑試験場も使うということで、今日はその準備のため専門家が試験場に来ました。
節水灌漑の専門家の方々は知識、技術もさることながらその人柄が素晴らしく、シリア人からも厚く信頼されています。
ナシャビエのアイマンもとても信頼しているようで、専門家が来るときはいつも嬉しそうです。
自分もそういう風になりたいな、とは思うのですが、なかなか難しいですね。
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マスター論文発表。 July.15.2009

Posted by hirotoshi on 15.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
今日は記念すべき日。
 
私のカウンターパート、アイマンの修士論文がやっと受理され、その発表会がダマスカス大学農学部でありました。
 
シリアでマスターを取るのはなかなか難しいらしく、みんな何年もかかってとっています。
一応シリアで最高峰の大学ですからね。
 
泣きなが論文書いてとった私のマスター何かとは比べ物になりません。
 
私は節水灌漑の専門家と一緒にダマスカス大学農学部へ向かいました。
 
会場に着くと早すぎたのか、発表の準備はされていましたが誰もいませんでした。
あるのはプロジェクターで壁に映し出されたアイマンの発表と大統領の巨大な肖像画。CIMG3811.jpg
やっぱりあるんですね。
しかも、良く見る写真と全く同じポーズ。
 
時間が近づくとどんどん人が増えてきました。
ナシャビエの職員や試験センターでお世話になった職員など見たことがある人が多く、考えてみるといろんな人と一緒に仕事をしてきたんだな~としみじみとしてしまいます。
 
アイマンの家族も来てました。
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試験場からもワーカーがお茶汲みの応援です。
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時間になると奥からアイマンの指導教官である教授が出てきて発表が始まりました。
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アイマンの研究テーマはトマトのなんとか。
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恥ずかしながらどんな研究をしていたのかはよく知りません。
発表もほとんどわかりませんでした。
 
アイマンの発表は30分位で終わり、続いて教授からのコメント。
 
内容がわからないうえ、アイマンの発表よりも長かったため、不謹慎ながら少し寝てしまいました。
後で聞くと、研究内容よりも表やグラフの作り方などの論文の書き方に対する指摘がほとんどだったようです。
 
コメントの後は休憩を挟み、結果発表。
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92点だそうで、合格できたそうです。
 
最後に皆から祝福されている姿を見たときは、少しうるっと来ました。
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なにはともあれおめでたいのですが、このあと彼に待ち受けるのは兵役。
 
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大学に進学した人は卒業後、さらにマスターに進んだ人はマスターを修了してから行かなければならないそうで、アイマンも11月には行ってしまうそうです。
本人は嫌がっていますが。
まあ、そうですよね。
家族もいますし。
 
 
 
 
 
 
 
 

うちわ。 July.14.2009

Posted by hirotoshi on 14.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
今日は軽い一ネタ。
 
夏にかかせないもの、うちわ。
日本では夏を象徴するアイテムでもあるこのうちわが、こちらアラブでは違うのです。
 
職場に扇風機がないので、うちわを持って行き、扇いでいました。
 
すると同僚が来て、CIMG3809.jpg
「アエッブ(止めろ:恥を知れ的な意味)!」
と言われました。
 
私はてっきりまたからかいに来たのか思い、と軽く流していたのですが、どうもそうではない様子。
「女がなんとか・・・」のと言っており、私はうちわの写真がいけないのかと思いました。
 
しかし、それもまた違う様子です。
 
そしてよくよく話を聞くと、アラブでは、うちわで扇ぐ、という行為そのものが女性の行為だそうで、男はやってはいけないそうなのです。
 
そういえばテレビや絵で、少し昔のアラブの女性、しかも裕福な感じの女性が非常に色っぽく扇いでいるのを目にしたことがあります。
 
日本では夏の象徴であるうちわがアラブでは女性を象徴する、という私にとってはなかなか目からウロコの話で、聞いたときは面白いな~と思いました。

講習会当日。 July.13.2009

Posted by hirotoshi on 13.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
講習会当日。
 
今日はJICAシリア事務所の職員も見に来てくれることになっています。
普段見せられる活動がないので、これが初めてのチャンスです。
 
しかし、肝心の自分はもう朝から緊張しっぱなしです。
 
なぜか?
理由は山ほどありますが、主だったのは二つ。
 
一つは事務所職員が来るということ。
職員が来るからと言って特別なことをするわけでもありませんが、やはりかっこいいところは見せたいという欲はあります。
 
二つめは夏季剪定という講習内容。
日本ではしっかり勉強し、たくさんの樹も切り、多少なりとも自身はあります。
しかし、シリアに来てしばらく夏季剪定をしていません。
はたして体が覚えているのか?
また、自分の夏季剪定の知識、技術がしっかりシリア人に伝えられ、通じるのか?
考えれば考えるほど不安が募ります。
 
さて、講習会当日。
今日のメンバーも相変わらず豪華です。
本当に申し訳なくなるくらい。
普及局に集合したのは毎度おなじみのウスターズ・サーレヘ、ウスターズ・マンゼルに加え、ルーラル・ダマスカス(2人)、ハマ、ラタキアのファーマーズ・スクールの講師の6人。
普及局長に挨拶をして、6人でシャハバに向かいました。
 
シャハバでJICA職員と合流し、会場へ。
会場はいつもの農家の畑なのですが、ついてみてびっくり。
今まではなかった仮設テントが用意されていました。
JICA職員効果なのでしょうか。
しかもメンバーがさらに豪華。
シャハバ地区の普及局長に加え、スウェーダ県の普及局長まで来ており、これ以上ないだろうという最高メンバーでした。
 
講義はいつものようにウスターズ・サーレヘが説明し、自分が補足説明をするという流れです。
今日の講義の農家への伝わり具合は60%くらいでしょうか。
講義の内容は吟味し、農家にも伝わるであろう内容にまとめたつもりでしたが、それでも難しいですね。
それに、夏季剪定も他の栽培管理と強く関わってくるので、夏季剪定だけ説明するというのが難しい話で、本来は体系的に他の栽培管理との関係も含め説明するべきなのですが、残念ながらそこまでの余裕はありませんでした。
 
しかし、相変わらずシャハバの農家はまじめで、その分厳しい質問が飛んで来ます。
例えば、絵入りリンゴのシールについて。
今日は最後に絵入りリンゴの作り方を説明しました。
それは透明なシールにマジックで絵を書いて、袋を剥いだ後にはるんだよ、という簡単なものだったのですが、農家から、
「マジックで塗った部分は他よりも温度が高くなる。リンゴが痛まないのか?」
という質問が飛んで来ました。
そう言われればどうなんだろう、と改めて考えてしまう質問です。
しかし、今までの経験上、また去年の試験でもリンゴが痛んだ、という例は見たことがありません。
あるんですかね?
 
また、
「現場でもリンゴの着生している位置、方角によって着色具合が異なるんじゃないか?」
というこれまた難しい質問です。
これも、
「そう言われればそうかも・・・」
と考え込んでしまいます。
 
結局どちらの質問も、
「今までの経験ではリンゴは痛まないし、着色も方角による差はない。それに、今回は試験だからそれも見てみましょう。」
ということで話をまとめました。
 CIMG3771.jpg  CIMG3767.jpg
さて、講習が無事終わり、帰ろうとしたときです。
「飯を食っていけ。」
と、農家に声をかけられました。
 
これはシリア南部、特にスウェーダ県特有の習慣だと思っているのですが、シリア人は基本的に家に招待し、ご飯を食べさせる、ということをよくします。
しかし、スウェーダの場合、それが半端じゃないのです。
 
勧誘も他の地域より何倍もしつこいし、もてなし方も尋常じゃありません。
 
JICA職員もかなりしつこく誘われていましたが、仕事があるということでうまく断りました。
しかし、ウスターズ・サーレヘは断りきれず、私も彼についていきご飯を御馳走になりました。
 CIMG3772.jpg
私も何度か経験があるのですが、スウェーダの人の家に行くと通されるのが、マダーフェと呼ばれる応接間。
30人位は余裕で収まる広さです。
 CIMG3775.jpg
そしてまず出されるのが苦いアラビックコーヒー。
ポットとコップをもった人が皆に注いで歩くのですが、これがまた熱くてまずいんです。
シリア人も本当においしいと思っているんでしょうか。
 CIMG3780.jpg
まったりしているときに人が入ってくるとまた大騒ぎ。
皆立ち上がり、入ってきた人は皆に挨拶して回ります。
普段なら全然いいのですが、講習の最中にやられると厄介で、講習がいちいち中断してしまいます。
 
続いては御飯の時間。
CIMG3782.jpg  CIMG3784.jpg
CIMG3788.jpg CIMG3794.jpg
大きなテーブルが用意され、パーティーが始まるんじゃないかと思うくらい次々と食べ物が運ばれてきます。
 CIMG3798.jpg
名前は忘れましたが、これはスウェーダの伝統的な料理らしいです。
 CIMG3806.jpg
そしてとどめはデザートのスイカ。
 
台所を見せてもらったら、家族総出で準備していました。
 
お金も時間もかかったでしょうが、それでも帰るときは、
「今日は十分にもてなせなかった。また来い。」
という、本音とも建て前とも解釈し難い挨拶を交わしていました。
 
今こうして講習で各地を回っているとそれぞれの土地柄というものが見えてとても興味深いです。

講習会準備。 July.12.2009

Posted by hirotoshi on 12.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
明日は講習会。
今日は1日中その準備におわれていました。
前もってやっておけばよかったのですがね・・・。
 
私は毎回、講習には資料としてプリントとポスターを用意しています。
夏季剪定1  夏季剪定2 夏季剪定3
こんな感じ。
 
これはちなみに夏季剪定の講習用資料です。
 
資料はまず日本語で作成します。
これは簡単。
 
次に英語それを英語に訳します。
これもまあ、そこそこできます。
 
問題はアラビア語への翻訳。
これがかなり大変。
自分で訳すのは100%不可能です。
 
アラビア語への翻訳は、私の場合いくつかのステップがあります。
 
ステップ1・・・インターネット。
最近はインターネットで翻訳ができるんですね。
私が利用しているのは「グーグル翻訳」
これはすごいです。
いろんな言葉からいろんな言葉への翻訳をしてくれるのです。
なので、日本語→アラビア語も可能です。
 
ステップ2・・・シリア人によるチェック。
インターネットを使って訳したものをシリア人に見てもらいます。
グーグル翻訳はなかなか精度が高いようで、チェックされる箇所もそんなに多くはありません。
すごいですね、グーグル翻訳。
 
ステップ3・・・シリア人によるチェック2。
やはり1人にチェックしてもらっただけでは不安が残ります。
そこで別な人に再チェックをお願いします。
そうすると必ず、ここはちがう、という箇所が出てきます。
専門用語が出てくるとなおさらです。
 
今回の夏季剪定の資料の場合ですが、
最終的に果樹園芸が専門の同僚、ワーエルにチェックしてもらいました。
すると、細かいところですが、いろいろチェックされました。
例えば、「切る」という単語。
日本語でも「切り返し」とか「間引き」とかいろいろありますが、アラビア語でもいろいろあります。
 
例えば、一般的に切るという単語はアラビア語で「カス」、「カタア」です。
はじめ私は「カタア」と書いて、ワーエルに見せました。
 
すると、彼の話では園芸学の世界では「カタア」という単語は「切り返し」という意味らしく、「間引き」は「ハッフ」だ、と指摘されました。
 
他に特に注意されたのが、単数形なのか複数形なのか。
これってあまり単数形、複数形を使い分けない日本人にとって難しいんじゃないかと思うんですよね。
私はごちゃまぜにしていたのですが、全部複数形にしないとだめだ、と注意されました。
 
それともう一つ気づいたこと。
なんといいましょうか、うまく訳せない言葉が多かったんです。
例えば、夏季剪定は樹冠内環境を改善し、日光の通りを良くすることが一つの目的です。
日光が樹冠内に入ることで、様々なメリットがありますが、その一つに花芽を充実させる、ということがあります。
これが通じませんでした。
英語ではenrichと訳し、それをさらにアラビア語に訳したのですが意味が通じない、と言われました。
その意味を説明したのですが、意外と自分も不勉強というか、きちんと理解せずに「花芽の充実」という言葉を使っていたことに気づき、うまく説明できず、結局そこは削除しました。
他にも似た個所はたくさんありました。
 
いやいや、奥が深いですね。
 
そして、資料原稿が出来上がり次は印刷。
 
配布用のA4サイズのプリントと講義のためのポスターを印刷します。
プリントは事務所で印刷できるのですが、ポスターは印刷屋に持っていかなければいけません。
今回は45×65サイズのポスターを作ったのですが、1枚300円程度となかなかお手頃でした。
 old damascus
ちなみにこの日は20時ころに原稿が完成し、それから印刷屋に持っていったので仕上がったのは22時30分。
印刷屋も本当は21時で仕事が終わりなのに辛抱強く待ってくれました。
大感謝です!
 
しかし、そのかいあってなかなかいいものが出来上がりました。
 
しかし、これで満足してはいけません。
 
果たしてこれを使いこなせるのか?
 
今日はさらに徹夜で予習です。
 
いやー きつい。

アラビアンポップス。 July.10.2009

Posted by hirotoshi on 10.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
昨日の続きですが、アラブ音楽も少し聴きます。
主にポップスですが。
 
シリアに来て初めにいいな~と思ったのがアムロ・ディヤーブ。
amro.jpg 
テレビで頻繁に流れていたので自然と耳に入り、いつの間にかいいな~と思うようになりました。
 
次にいいと思ったのはナンシー・アジュラム。
nanncy.jpg 
アラブ・ポップスの浜崎あゆみとでもいいましょうか、人気がありますね。
NHKのアラビア語講座でも取り上げられていました。
 
そして最近好きなのはアリッサ。
elissa.jpg 
アリッサもナンシー・アジュラムと並ぶアラブ・ポップス界のアイドル。
1曲好きな曲があり、一時期そればかり聴いていました。
 
以上3人は個人的に好きな歌手です。
 
しかし、やはりシリアのみならずアラブで強い人気があるのはフェイルーズ。
フェイルーズ 
彼女は大御所中の大御所、日本でいう美空ひばりですね。
私はあまりいいと思わないのですが、シリア人は大好きです。
特に朝に聞くといいとか。
 
アラブも音楽がなかなか盛んなのですが、人気のある歌手のほとんどがレバノン人。
上記の3人もアムロ・ディヤーブ(エジプト)以外全てレバノン人ですし。
シリア人歌手はジョージ・ワスーフくらいしか知りません。
 
お隣レバノンは以降と思えば日帰りで行けるのですが、政情不安定なようで行くことは許可されていません。
たしか、シリアとも最近国交を回復したんじゃなかったでしたっけ?
 
本かなんかで見たのですが、レバノンは中東のハワイとも呼ばれているそうです。
 
いつかレバノンも行ってみたいですね。

ジャズフェス3日目。私とジャズ。 July.9.2009

Posted by hirotoshi on 09.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
ジャズフェス3日目。
 
懲りずにまた行きました。
 
今日は一組のみ。
ドイツのビッグバンドです。
ドイツ 
 
悪くはなかったのですが、あれですね、私はビッグバンドにあまり興味がないことがわかりました。
嫌いなわけではないのですが。
ビッグバンドって聴いててあまり興奮しないんですよね。
背中がゾクゾクっとするような。
 
ポップスもクラシックも好きですが、私は聴いていて感情に直で入ってくるように興奮する音楽が好きで、私にとってそういう音楽はジャズなんですよね。
 
実際初めて音楽を聴いて泣いたのもジャズでした。
2005年だったか、ソニー・ロリンズが来日したときです。
images.jpg 
彼はもう70すぎのおじいちゃん。
マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンと供にジャズを築き上げたジャズの巨人です。
その巨人が次々と現役を引退したり、亡くなったりする中、彼はまだ健在でしかも現役。
生きた伝説、最後の巨人などと形容されたりもしています。
 
日本にいたころは彼に関する本や記事を読みあさり、CDも聴きまくりました。
 
そして、札幌にライブを見に行った時のこと。
ステージ上のソニーはよたよたとしており、演奏もなんだかよくわりませんでした。
 
しかし、最後の最後、アンコールで演奏した曲、セント・トーマス。
これはもう自然に涙があふれ、号泣してしまいました。
セント・トーマスは1956年に発表されたサキソフォン・コロッサスに収録されている曲で、50年以上たった今でも日本人に親しまれている曲です。
 
2005年のライブでは、体調上の理由により来日するのは今回で最後だと明言しておりました。
しかし、去年だったか、その発言を撤回し再来日しましたが。
 
これを最後の最後に選び、演奏したということに何かソニーの日本に対する感謝の思いと、生きた姿を見るのはこれで最後か、という思いが交錯し、胸が熱くなり涙がボロボロとこぼれました。
こんな体験はこのときが最初で最後です。
 
話がだいぶそれましたが、とりあえずジャズが好きだということです。
 
うまくまとまりませんでしたね。

Made in Syria。 July.8.2009

Posted by hirotoshi on 08.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
今日はスルガヤ。
 
前回まで、日本から持ってきた袋での袋かけは終わりました。
今回の試験では100%、made in Syria を目指しています。
 
そこで、シリアの新聞や、文房具屋で売っている紙を使い、袋を作成しました。
 
CIMG3622.jpg CIMG3624.jpg
日本の袋を参考に、紙を切り、ノリで貼る。
簡単な作業ですが、50枚作るだけでも2時間近くかかりました。
 
日本では機械で大量生産できるのかもしれませんが、手作業となると一苦労ですね。
でも、昔のリンゴ作りも同じようにして袋を作ったんでしょうね。
簡単そうに見えても実際自分でやってみるとその大変さが実感できます。
 
圃場での袋かけ。
 
本来リンゴ袋には留めるための針金が入っているのですが、今回は面倒くさくて入れませんでした。
 
じゃあどうやって袋を留めるか。
 
ホチキスを使おうと思いました。
ホチキスを使う方が楽だし、しっかり固定されるんじゃないかと思ったのです。
 
しかし、やってみるとそれが間違いであることに気づきました。
枝葉が邪魔でホチキスが使いづらいのです。
それでも新聞なら何とかできたのですが、少し厚めの紙ではその使いづらさが倍増します。
 
さらにもう一つの失敗、袋のサイズ。
日本から持ってきた袋を参考に作ったのですが、少し余裕を持たせようと横幅を長めに作りました。
しかし、それが致命的ミスでした。
横幅を長くしたため、袋の口がすぼめ難くなってしまい、それに袋の厚さが加わり、ホチキスで留められず、2時間かけて作った袋ですが、結局使用をあきらめました。
日本の袋ってきちんと計算されて作られているんですね。
 
スルガヤ農業試験場の手前10kmくらいの所にザバダーニという町があります。
ザバダーニはシリアのみならず、アラブ地域(といってもアラビア半島のみです)有数の避暑地として知られています。
なので、この時期になると近隣諸国から人が大勢訪れます。
近隣諸国と言ってもヨルダンやイラクではなく、サウジアラビアやカタール、クウェート、ドバイの人たち。
オイル・マネーで潤っている国々です。
ザバダーニに行くと、見慣れない高級車がズラリ。
ナンバーを見ると、サウジアラビアやカタール、クウェートの文字。
乗っているのはオバQ(白いかぶり物に白い服を着た太ったオジサン)ばかり。
 
それに乗じ、静かなザバダーニは普段は見せない盛り上がりを見せます。
その一つ、サーカス。
 CIMG3630.jpg 
怪しげな看板がたくさん飾られています。
 CIMG3628.jpg
是非とも見てみたいのですが、始まるのは夜の8時30分。
ほんとアラブ人で夜更かし好きです。日中は暑いからというのもあるのかもしれませんが。
 CIMG3629.jpg
見るなら泊まりがけで来なければいけません。
 
そこまでして見る価値があるのかどうかは迷うところですが、私としては一緒に行ってくれる人がいれば是非行ってみたいですね。
 
夜はジャズフェス二日目。
モチーフ 
一組目はモチーフというノルウェーのバンド。
彼らは日本にも来たことがあり、先月も日本でライブを行っていたそうです。
CIMG3659.jpg 
19時半に会場に行くと、ステージでは彼らが入念にリハーサルをしていました。
 
演奏はフリーよりでしたが、私の好みにバッチリはまっていました。
曲順、MC、ステージの長さもちょうど良く、音響もしっかりしており、さすがだな~と思いました。
 
そんな満足間に浸りつつの二組目、シリアビッグバンド。
CIMG3665.jpg 
これまたガッカリでした。
演奏はそこまでひどいものではないのですが、昨日に引き続き音響が最悪で、ホーンセクションの音が全く聞こえず、聞こえるのはベース、シンセサイザー等の音ばかりでした。
これではせっかくのビッグバンドの魅力が台無しです。
さらに、後半はアラブ楽器も登場しました。
ジャズとアラブ楽器が一緒になるとどんな演奏になるのだろうと期待していたのですが、もう90%アラビーでしたね。
意図的かどうかは知りませんが、さらにホーンセクションのボリュームが落とされ、アラブ楽器の音しか聞こえず、ジャズとアラブミュージックとの融合のかけらも見られませんでした。
 
事務所のシリア人スタッフが来ており、帰り際に
「どうだった?」
と聞くと、
「ビッグバンドの方がよかったね。」
といっておりました。
 
やはりシリア人はアラビーの方がいいんですね。

Jazz Lives in Syria 2009。 July.7.2009

Posted by hirotoshi on 07.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
JAzz Live in SyriaJazz Live in Syria 2009。
 
シリアでもなんとジャズフェスティバルがあるのです。
 
シリア人は音楽が大好きです。
でも聞くのはたいていアラブミュージックでジャズはそんなメジャーではありません。
 
シリアでは最近文化振興に力を入れているようで、いろんなイベントが開催されています。
このジャズフェスは今年で5回目。
規模もなかなか大きく、今年は7月7日から7月10日までの4日間。
ヨーロッパの大使館がサポートしているせいか、資金があるらしく、入場料無料でパンフレットも立派で、去年はCDも配布していました。
 
場所はダマスカス城跡。
ダマスカス城跡といっても何もないだだっ広い広場があるだけで、何かイベントがあるときのみ開放しています。
 
去年はラタキアやアレッポでもやっていたのですが、今年は少し縮小されています。
 
開演予定時間は20時。
しかし、始まったのは20時30分。
まあこれくらいの遅れならよくあることです。
いつ始まるのかと若干イライラしましたが、さすがに周りのシリア人は動じていませんでした。
 
一組目、Amadis Dankelカルテット。
トロンボーン 
ドイツ人のトロンボーン奏者がリーダーのドイツ、シリア合同グループです。
これがなかなか地獄でしたね。
 
演奏にしまりも抑揚もなく単調そのもので、しかも打ち合わせをしたのかと思うくらいグダグダでした。
極めつけが音響。
音のバランスが悪いことこの上なく、聞きにくくてしょうがありませんでした。
さらに、演奏時間も長く、トータルで1時間半位演奏していんじゃないでしょうか。
 
二組目、Plaistow。
plaistow.jpg 
スイスのピアノトリオです。
ヨーロッパって確かフリージャズが流行っている、と聞いたことがありますが彼らもまたその一派でしょう。
嫌いではありませんが、私にとっては彼らは極端にフリーで、ピアニストは鍵盤のみならず弦を抑えたり、弦そのもので演奏したり、ドラマーはいろんなところを叩いたり。
 
悪くはありませんが、ちょっと聞くのは疲れますね。
 
1日目は、しょぼい演奏、極端なフリーと中庸なところがなく、なかなか聴く方にとっても疲れるプログラムでした。
 
明日以降に期待したいところですね。

マテ茶。 July.6.2009

Posted by hirotoshi on 06.2009 Category: None   2 comments   0 trackback
シリア人は砂糖たっぷりの紅茶をよく飲みますが、その次によく飲むもの。
マテ茶。
 
シリアにきて始めてみました。
もともとは南米の飲み物らしいのですが、シリアでも愛飲されています。
 
このマテ茶、普通のお茶とは飲み方が違います。
 
コップに茶葉を入れ、お湯を注ぎ、砂糖を入れ、マッサーサと呼ばれるストローみたいなものでお茶をすすります。
 
飲み終わったら何度もお茶を注ぎたし、延々と飲んでいます。
 
マテ茶に関するエピソードはたくさんあるのですが、先週職場で問題になりました。
 
私の職場、試験場は国の機関。
国の機関では仕事中にマテ茶を飲むのが禁止されているらしいのです。
なんでも仕事してなさそうに見えるからだそうです。
 
しかし私の職場では普通に皆飲んでいます。
 
それが先日、上から偉い人が来て、見つかったらしく、怒られたそうなのです。
しかし、今でもみな飲んでいますが。
 
この件で、同室のワーエルが少々神経質になっています。
マテ茶一式を机の下に隠し、飲むときも以前は机の上に堂々と置いていたのですが、今では引出しの中に入れながら飲んでいます。
 
また、誰か人が入ってきたときも、
「あいつ何しに来たんだろう?マテ茶を飲んでないかチェックしに来たんだ!」
とかなり疑心暗鬼になっています。
 
お茶やコーヒーならいいそうなので、そっちを飲めばいいんじゃないかとも思うのですが、マテ茶がいいそうです。

July.3.2009 地中海。

Posted by hirotoshi on 03.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
気づけば7月。ラタキアの海
青森では祭りの準備真っ最中といったところでしょうか。
懐かしい。
 
シリアは暑さも厳しくなってきたということで、農業隊員Kさんとラタキアに泳ぎに行ってきました。
シリアは国土の大半が砂漠ですが、北東部には海に面した地域もあります。
しかも地中海。
地中海って何か言葉の響きだけでおしゃれですね。
 
ラタキアまではダマスカスから4時間。
日本だと青森から盛岡までくらいでしょうか。
結構遠いです。
 
朝一でバス乗り場に行き、チケットを買い、バスに乗り込みました。
ラタキアまではバスでダマスカスから250sp(約500円)。
しかし、チケット売り場で言われた料金は500sp。
その時はダマスカス-ラタキア間が250spだということを知らず、高いな~と感じつつもこれくらいするのかな、と思い、1人1人500sp払いました。
しかし、今考えれば2人で500spだったんですね。
まんまとぼられました。
しかし、シリアではこういうとき返してくれることの方が多いんですけどね。
運悪く悪い人に当たってしまったみたいですね。
 
ラタキアでラタキア隊員と合流し、お勧めのスレイブにあるビーチに行ってきました。
 
いくら地中海だからといってもそこは同じ海。
ラタキアの海も見ようによっては日本海と大差ありません。
スレイブ  
しかし、スレイブの海は違いました。
 
浜辺が一面真っ白で、こんな海見たことがありません。
中に入ってみる海の色は太陽の加減により何色とも形容しがたい色に変化し、ずっといても飽きません。
以前ヨルダンのアカバで紅海に入ったときはこれ以上綺麗な海はないだろうと思いましたが、私にとってはこのスレイブの海の方が綺麗に感じました。
 
午後はそのまま、ウガリットへ行きました。
ウガリットは最古のアルファベットが発見された場所。
そんな歴史上重要な場所ですが、隊員の話を聞くと石しかなくつまらない、という感想を抱く人が多く、なかなか行く気になりませんでした。
しかし、一度は絶対行ってみたいところ。
つまらないと感じたらどうしようという不安と、絶対感動に感動するはずだという期待を抱きつつ行ったウガリット。
 
ウガリット 
こちらがウガリット。
泳いだ疲れに日中の暑さも加わり、さらに他の隊員の言う通り石しかなく、残念ですが面白いとは感じませんでした。
楔形文字が刻まれた板とかは全部ダマスカスの博物館にあるらしく、現場には何一つ残っていませんでした。
当たり前といえば当たり前でしょうが、少しでも現場に残して欲しかったですね。
観光客を呼ぶ意味でも。
 
ここは勉強してからまた来たいと思います。
 
夜は他の隊員も集まり、バーベキューやアルギーレをしてゆっくり夜を過ごしました。
 
ゆっくり過ごす夜というのはシリアならではのような気がします。
日本でも飲みに行ったり、出かけたりというのはありますが、シリアでの時間の流れとは違うんですよね。
なんていうんでしょうかね、日本ではそういう中でもどこかせこせこしたところがあるような気がするのですが、シリアの時間の流れは非常にゆったりしている気がします。
気分的な問題だけなのかもしれませんが。
 
そういう意味ではとても貴重な時間を過ごせているのかもしれませんね。

July.2.2009 スルガヤでの仕事。

Posted by hirotoshi on 02.2009 Category: None   0 comments   0 trackback
青空今日も雲ひとつない青空。
 
しかし今日の活動先のスルガヤは同じルーラル・ダマスカス県内でもナシャビエに比べるとだいぶ涼しく、かなり過ごしやすいです。
 
今日の仕事は実験に使用する樹への目印付けと摘果と袋かけ。
 
今回の試験では赤色品種だけを供試する予定で、スタークリムソンを10樹使わせてもらうことにしました。
10樹の内訳は8樹が処理区で、2樹が対照区。
試験と言ってもたいしたことをやるわけではありません。
処理区は日本式の管理+袋かけ、つまり摘果→袋かけ→夏季剪定→除袋→着色管理→収穫。
対照区はシリア式管理、つまり何もしません。
もちろん農薬散布や灌漑は行っていますが、それ以外は基本的に何もしません。
なので、今回の試験は
1) 絵入りリンゴ作成 (付加価値をつけた果実の生産、農家の興味を引くための材料)
2) 日本式管理区とシリア式管理区の比較主に果実)
を目的に行う予定です。
 対照区
今日の仕事の一つ、目印付け。
単純に試験に使用する樹に右のような目印をつけるだけです。
ちなみに右の写真はアラビア語でシャーヘド、対照区です。
アラビア語で書き、ラミネート加工して樹に巻きつけるだけの単純な作業なのですが、これがかなり重要なのです。
私たち日本人がシリアの試験場で活動する上で重要なのは結果よりもむしろその過程ではないかと私は思っています。
2年間で試験を行い良い結果を出そうなんてそんな簡単な話はありません。
それよりなら、日本人がどういう風に試験に取り組み、その結果をどういう風に考え、次につなげるか、という過程を示すことの方が大事な気がします。
 
そういう意味でも基本的なことですが、試験に使用する樹にわかりやすく目印をつける、ということも大事な試験過程の一つなのです。
 
2つ目の仕事、摘果。
先にも述べたようにシリアでは摘果をしません。
というか、摘果をすると「ハラーム!」(宗教的に禁止の意)とまで言われます。
なので、成り年のリンゴの樹は鈴成り。
よって、今年は日本式管理とシリア式管理でどれだけ果実品質が違うか比較したいと思っています。
しかし、摘果時期が若干遅れたので、明確な差が表れるのかという不安もあるのですが。
対照樹 
 
 
 
 
ちなみにこちらが対照樹(無摘果)。
摘果は単純そうに見えて意外と難しい作業です。
日本でも摘果は教科書的には3回やりなさい、と書いています。
 
 
 
1回目は側果、腋芽果を摘む粗摘果。
これくらいなら私でも簡単にできます。
2回目は着果程度を調整する仕上げ摘果。
これが難しいのです。
品種により何頂芽に一果残しなさい、という一応の基準はあるのですが、実際やるとなると簡単にいきません。
大抵の場合成らせすぎ、というケースが多いようです。
実際私も大学時代はそうでした。
今ちょうどいいと思っても、収穫時期になると多すぎたな、とよく反省したものです。
3回目は見直し摘果。
摘み残しがないかチェックしたり、多かったら着果量を調節したりします。
 
試験樹
 
 
 
摘果は樹勢や周りの着果程度をしっかり考慮して行わなければならず、摘果技術を習得するにはかなりの経験が必要なのではないか、と私は思います。
 こちらが試験樹(摘果)。
若干多めの感じもしますが、私の摘果技術なんてこの程度です。
 
 
  
 
そして3つ目の仕事が袋かけ。
去年は着果状態が極めて悪く、袋をかける果実もがんばって探し、樹冠内部にある果実も無理して使いました。
しかし、今年は去年と全く異なり、着果状態がよく、袋をかける果実は選び放題です。袋かけあ
袋かけまえ 
 
 
  →→→→→→→
 
 
 
 
 
 
 
 この日は去年の試験で行った絵入りリンゴの作成過程をパネルにして試験場に持って行きました。
 パネル
隣の写真は現大統領の弟の写真。
 
なかなかの特等席に飾ってもらうことができました。