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オーガニック。

Posted by hirotoshi on 23.2010 Category: None   2 comments   0 trackback
帰省して父から見てみろと渡されたDVD『未来の食卓』。

映画『未来の食卓』

知り合いが貸してくれたそうです。

舞台はフランスの小さな村。

現代人の健康状態は悪化しており、特に癌の疾病率は上昇している。
その原因は環境、特に食べ物に由来する。
だから有機農産物を食べるべきだ。

というユネスコ会議のシーンから始まり、
村を挙げて学校給食を有機農産物化に取り組む。

一言で言ってしまえば
学校給食をオーガニック化するというドキュメンタリー映画です。

この『オーガニック』という言葉ですが、
現代の食を語る上で欠かせないキーワード。
付加価値としても世間で認められているようで
関心を持っている人も多いようです。

しかしこの『オーガニック』もしくは『有機栽培』という言葉、私には非常に抵抗感があります。

有機栽培 = 無農薬、無化学肥料 → おいしい、安全

つまり

有機農産物は非有機農産物よりも優れている

というのが世間一般の認識且つ常識化されつつある昨今。

「本当にそうなのか?」

ということです。

例えばこんな記事があります。

≪一般野菜より糖度が低いもの、硝酸態窒素が多いものもある≫
実際に有機野菜と一般の野菜の糖度を比べてみると、変わらないことも多いばかりか、後者の方が糖度が高くて美味しいこともある。
有機JAS認証は化学合成の農薬や肥料を使用しないことを決めているだけで、美味しさを求めているわけではないからだ。

また、安全だと思われている有機野菜だが、発ガン性が疑われる硝酸態窒素が多く含まれていることも多々ある。

作物の糖度や硝酸態窒素の含有量の決め手となるのは肥料の量や水分だが、有機栽培は、この量の加減や施肥のタイミングが難しい。気温が低過ぎたり、乾燥した日が続いて地中の水分が減ると土壌中での分解が遅く肥料がきかないため、生産技術が未熟な人は多めにまきがちとなる。そのため硝酸態窒素が増えるわけだ。

そもそも有機野菜を高値で販売する人の中には、経験が浅く、生産技術が未熟なまま差別化のために有機に取り組んでいる人も少なくない。これも「有機=優れている」とは言えない原因だ。
(日経レストラン 2009年6月23日号より引用 記事はこちら

私自身不勉強なところもあるのですが

「有機農産物が非有機農産物より優れている」

と信じるに足る根拠に出会ったことがありません。

その一方、化学肥料、農薬の影響も否定できるだけの知識を持ち合わせていません。

味にしてもそうです。

食べ比べをしたことがないのでわかりませんが、
違いなど微々たるもので、私なんかには分からないだろうと思ってます。

また違いがあったところで、それが化学肥料、農薬に使用の有無に由来するのかさえ疑問です。


この問題に対し、私は今のところ中立です。
どちらが素晴らしいとも悪いとも言えません。


しかし、これから農業、食に携わっていく者として興味深いテーマであります。

ただ雑多な情報が氾濫しているからこそ慎重にありたいとは思っています。

はじめまして、DVDお貸しした本人です。夢に向って奮闘するご様子、応援しております。次回ご帰省の際にはぜひお話伺わせて下さい。
2010.07.08 17:58 | URL | #DbSmkWBM [edit]
コメントありがとうございます。
夏に帰省すると思いますので、その際はぜひ伺いたいと思います。
2010.07.23 16:20 | URL | hirotoshi #- [edit]


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